NJKFバンタム級王者、米田貴志【人生を変えた一言】
米田「これから何をやっていこうか・・・」
米田は悩んでいた。
高校3年生の夏、進学か、就職か。
小、中、高校は少年時代をサッカーに注いでいた。
夢中になったサッカー部を引退。
残ったのは足首の怪我。悩める18歳の少年はサポーターをつけて歩いていた。
そんなある日、自宅のマンションに帰宅中、エレベーターでたまたま一緒に乗った1人のおじさん。彼に声をかけた。
おじさん「お?君はキックボクシングをやっているのかい?」
米田「いや・・サッカーで足首(の怪我)をやっちゃったんです・・・」
おじさん「あ、それでサポーターを!?てっきりキックボクシングでもやっているのかと思ったよ」「近くに(キックボクシング)ジムがあるの知ってる?せっかく手足が長いんだし、キックボクシングやってみれば!?」
それは、おじさんの何気ない一言であったのと同時に、米田の人生を大きく変えることになった。
米田「あ、はぁ・・・」
突然キックボクシングを薦めてきたおじさんは降りていった。