【連載】痛みをとる技術【第1弾】

ズドン!と核心を突きますが、慢性疼痛を整形外科や治療家がどのぐらい効果的に患者を治せてきたのでしょうか? 現在も慢性疼痛に悩む患者数は増えています。彼らが自分達の仕事を守るために、健康は時間とお金を人に預けて手に入れるモノという依存体質の人間を生み出し続けてきた側面はありませんか? 違う人は、違う!と言えば良いのです。私も全ての人や行為を否定している訳ではありません。
むしろ問いたいのは痛みを抱えている人達の方です。まだこの先も、何十年と結果を出せていない整形外科や治療家の言うことを、疑いもせず信じますか? その選択は個人の自由です。言われるままに信じていた方がラクですし、疑って自分で考えて試行錯誤するのは多大なる労力が必要になります。しかし、それでも未来を変えたいのなら、一度立ち止まって熟考するべきです。私が示せるのは、私にとって有効だった技術と理論と精神までです。それを読んでいただくだけでも、痛みをとる技術を掴む時間は大幅に短縮できます。ただもっとも大切なのは研ぎ澄まされたあなた自身の感覚です。感覚はあなただけのモノです。諦めず、慎重に、注意深く、自分の身体との対話を意識してもらうことになります。自分の身体は自分で責任を持ち、自分で努力し治そうとする、そして絶対に治るという強い意志を持つ。これが無ければこの技術は完成に至りませんので、その覚悟が出来ない方は、ここでお引き取りいただいたほうが良いでしょう。

私は大きく以下4つの理由で、自分で痛みをとる技術を選びました。
①治療には、ある期間の通院が必要ですが、私には頻繁に通えるお金もなければ時間もありませんでした。自分で治せるなら、いつでも、どこででも、無料で出来ます。

②うんちくばかりご立派で、本当に治療の効果なのか、自然治癒力なのか分からないぐらいの成果しか得られない医療や治療。そういう医者や治療家に限って「酷いですねぇ」「ヤバいですねぇ」「歪んでますねぇ」と脅し文句を並べ、依存させたり、囲い込んだりしようとする。それは患者より、自分の理を優先しているようにしか思えませんでした。

③どのような痛みや怪我であれ、最終的には自分の脳からの指令で、思い通りに動かせる状態にしなければなりません。最初は補助的に動きを出してもらっても、最後は自分。最後まで他人に依存して、その先も何かあったら依存しようという精神性が、将来の健康に対する自信を失わせ、介護リスクを高めます。医療費や介護負担を考えても、出来るだけ医療や治療に依存しない身体と精神でありたいと思います。

④他人に身体を触られると、少なからず緊張します。痛みやこそばゆさを感じれば、その都度筋肉が緊張し、身体を深部から解すのが困難になります。また相性の悪い人に触られるのは、この上なく不要な刺激とストレスです。自分でやれば痛みの加減をコントロールできますし、人に触られる不安やストレスもありません。

共感していただけた人もいれば、自分は違うと思った人もいると思います。それで良いのです。万人に通用するとも思っていませんし、認められようとも思っておりません。ただハマる人にはハマります。この技術が広まって、1人でも多くの人が生涯スポーツを楽しめる身体でいて欲しいのです。またそんな人を見て、元気づけられる人が表れる未来になって欲しいのです。

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