【連載】痛みをとる技術【第1弾】

100ある痛みをゼロには出来ないかも知れません。しかし自分の努力次第で20~30ぐらいに軽減出来ます。その痛みが減った分だけ、精神的、肉体的ストレスも軽減し、他の病気にかかるリスクを下げると共に、選手生命の延伸に繋がるのは間違いありません。

これは自分で治す技術です。自分で感じなければならないし、考えなければなりません。医者や治療家に頼っていれば治る、と思っている人は、この先を読んでもお時間を取らせるだけになります。また「治る訳がない」と思っている人も同様です。「絶対に自分で治してやる」という強い意志を持った人だけ、読み進めれば価値を感じていただける内容です。

それに付随して、痛みが軽減するには細胞の入れ替わりが必要で、3ヶ月間ぐらいは継続しなければなりません。人生のたった3ヶ月を掛けらない人もまた、この先を読んでも無駄なので、読まない方がいいでしょう。

信用している医者や治療家に、〇〇はするな、▽▽はダメだと言われているから、得体のしれない事は出来ない、という人もいるかも知れません。がしかし、その医者や治療家は、本当にあなたの事を一番に考えているのでしょうか? 自分の理論やプライドや儲けを一番に考えてはいませんか? 他の事をやってみたら良くなった、と言われるのを恐れている臆病者ではありませんか? 医者や治療家の使命は、自分を高く売ったり、守ったりすることではありません。相手の悩みを解決することです。自分にそれが出来ないのなら、他の人や技法を紹介するべきです。これまで自分がやってきたことを否定されるのを恐れ、客が自分から離れていくのを恐れ、新しい試みを否定だけする医者や治療家やトレーナーや指導者が余りに多いことが悲しく、残念でなりません。そしてそういう人間を妄信している日本人も非常に多いのが現実です。そんな世界、蹴飛ばして、引っ繰り返してやる。そのぐらいの気概がなければ、未来を変えることは出来ないでしょう。

ただ私は、医療や治療家を否定している訳ではありません。痛みが出たらまずは医者に診断してもらうことを薦めます。時には痛み止めや消炎鎮痛剤なども必要でしょうし、瞬間的に痛みを消せる治療家の手に掛かる必要もあるでしょう。がしかし、慢性的な痛みに対し、そういった薬に依存したり、治療家に依存したりするのは良くないと言いたいのです。

自分で治すか、他人に依存するか、選択権はあなたにあります。誰だって、いつだって、自由に人生を選べるのです。それぞれの哲学や生活習慣や束縛があると思います。そんなあなたの人生が幸せになる選択をしてくれれば、私はそれで良いのです。

本コラムの執筆者
生西 聖治

ボディメイク&ボディケアハウス
代表:生西 聖治
一般社団法人日本トレーナー協会代表理事

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