【ボクシング】社会人ボクシングの勧め、明日のジョーを知らなくても。

社会人ボクシングの勧め、明日のジョーを知らなくても。

何故ボクシングを始めるのか?
30代、40代、男女限らず仕事や人間関係のストレスがきっかけで体を動かしたくなる、
不規則な生活や運動不足を何とか改善したい。
でも走ったり、泳いだり、スポーツジムでフィットネスをやってみたものの、もう一つ物足りない。
フィジカルやメンタルで、もう少し今の自分より強くなりたい、前向きになりたい。
明日のジョーやロッキーを知らなくても、何かもっと、もう一歩自分が踏み出せるスポーツがないだろうか・・・

フィジカルとメンタル
ボクシングは危険でハードなスポーツというイメージが強い。
もちろんプロの世界は、おそらくどのスポーツよりも厳しい(スポーツとしてだけでなく環境そのものも)。
とても運動不足の解消に始められるスポーツとは思えないほどの敷居の高さ・・・
ところが、スパーリングなどダメージが残る練習や厳しい減量は競技を前提にした選手の世界であり、
一般にスポーツを志す人々にとって、そのエッセンスは、つま先から頭のてっぺんまで使い、短時間に、極めて効率の良いエクササイズとして、これだけフィジカルに優れた運動は、ほかにはありません。
そしてスタンディング&ファイトに象徴されるメンタル面の強さ。
リングだけでなく実社会でも、引かずに踏みとどまって闘うために、先ずは自分に打ち勝つメンタルが必要なスポーツでもあります。

ステップバイステップ
とはいえ、無計画に始めるのは無理があるでしょう。
気力や根性も大切ですが、ボクシングそのものを理論的かつ合理的にコーチングできる指導者のもとで、年令・経験・体力に応じて、ステップバイステップで始める環境があったらどうでしょう?
個人個人の目指すレベルをきちんと理解したうえで目標を定め、無理のない範囲で指導を受ける。
昨日まで出来なかった動きが今日はできるようになった。
筋肉痛が軽くなった。
3分動けるようになった。
もう一歩踏み出せるようになった。
決していきなりではなく、指導者や仲間との練習で、少しずつ自分が変わっていく。薄皮をまとうように、しなやかな筋肉がつきはじめ、まだやれる自分に気がつく。
先ずはボクシングというスポーツにチャレンジしてみようという気持ちと、それに応えられ、かつ続けられる環境を選ぶこと、これがはじめの一歩です。

未経験者が定着するジム
大森ジムは都内でも数少ないアマチュアのためのボクシングジムです。
プロライセンス所有者も在籍しますが、全日本実業団・社会人選手権で活躍した選手に加え、
その多くは競技選手ではない30代・40代の社会人の男女です。
会員の70%は初めてボクシングをやってみようと体験コースから始まり、その大半は格闘技未経験者ですが、年令・体力・経験に応じてボクシングを楽しみ、いまではすっかりこの面白さにはまっています。
会長に勧められた沢木耕太郎「一瞬の夏」、後藤正治「リターンマッチ」「遠いリング」を読みふけり(笑、時には道場のように、ジャブの打ち方、ステップ、構えなどを合同で練習し、お互いに切磋琢磨する風景も珍しくありません。拳闘仲間を持つのもいいものです。

そして社会性を持つ人々のボクシングクラブ
薬剤師、整体師、コンサルタント、ライター、デザイナー、シェフ、アートディレクター、カメラマン、女優、小説家、警察官、理学療法士、税理士、公認会計士、教師、会社経営者、電気工事現場監督からTV局、電力会社、警備会社、自動車メーカー、銀行、保険、デベロッパー勤務などなど、様々な社会の第一線でプロフェショナルとして活躍する人々がボクシングを通じて交流を深めています。
大森ジムはクラブスポーツのように、ボクシングすること自体を楽しめる、社会人クラブとしての一面があり、ボクシングを通じて自身の世界が広がる面白さも持っています。

本コラムの執筆者
内田 浩行

大森ジム 代表:内田 浩行

大森ジムの施設ページはこちら
内田 浩行コラムの一覧はこちら

※コラム募集のおしらせ


関連記事

カテゴリー

Facebook始めました!

関連サイト

ページ上部へ戻る