EAU フィジカルコーディネイト【休養 その①】

EAU フィジカルコーディネイト【休養 その①】

休養と聞けば真っ先に思い浮かべるのが『睡眠』ですが、今回は睡眠よりもう少し深く掘り下げてみましょう。

○ 自律神経
いきなりですが、皆さん自律神経という言葉をご存知ですか?自分が小さい頃、又はお子さんやお孫さんから『寝てしまうと息が出来なくなるから怖い。』と思った事、聞いた事はありませんか?

○ 交感神経
自律神経には交感神経系と副交感神経系の2種類に大別されます。ここでは詳しい説明は省きますが、交感神経系が身体を支配するとアクティブな状態に。簡単にいうと、交感神経は車でいうアクセルですね。

○ 副交感神経
副交感神経は身体をリラックスな状態になるように、こちらはブレーキの役割です。しかし、この副交感神経はある年代を過ぎると低下していくといったデータがあります。日本のある大学の研究チームが調査したところ、男性は30歳、女性は40歳を境にこの副交感神経が低下していく。というものでした。皆さんは身体が衰えたな。疲れが抜けにくいな。と感じたのは何歳の頃でした?副交感神経が低下すると疲れやすい、眠りが浅い、抵抗力が低下する等の影響があるそうです。

『心臓はなぜ休憩しないの?』とか。

心臓や内蔵、呼吸なんかも自分の意思とは無関係に動いています。ですから寝ていても起きていてもそれらは動き続けています。腕や足の筋肉と違って臓器は〝自律神経〟という神経から命令を受けて動いています。このシステムがなければ、人は呼吸をするにも心臓を動かすのも、食べたものを消化し排出する事も意識的に行なわなければないのです。聞いただけでも忙しくなりますね。人だけではなく多くの動物にもなくてはならないシステムです。

○ では、副交感神経を上げる為には?
では、どうすれば副交感神経が低下するのを防ぎ老化を送らせる事が出来るのか??方法はたくさんありますが、ココでは簡単に行えるものをご紹介いたします。それは・・・

『ゆっくりと、深く呼吸を繰り返すこと。』

副交感神経が低く、交感神経が高い状態だと呼吸が浅く早くなり鼓動も早くなります。今回の方法はその逆で、呼吸をゆっくり行なってみて下さい。よくリラックスする場合に『深呼吸をして。』といいますが、ゆっくり呼吸を繰り返すことで副交感神経が活発になります。運動やトレーニングでしっかりと身体を鍛えていくのも重要ですが、ブレーキもたまには踏んであげないと疲れが溜まって逆効果になりますから。この話に興味を持って下さった方は是非EAUでトレーナーに詳しく聞いてみて下さい。

本コラムの執筆者
上江洲 竜馬

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