【連載】痛みをとる技術【第4弾】

【関節リセットストレッチ】ターゲットは筋肉と筋膜と関節 膝の痛みに対応する②-

ストレッチは変幻自在が原則!
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①まずは片膝立ちの姿勢になります。
(バランスをとるのが難しい場合は壁に手を添えてOKです)
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②ここから2パターン。1つは後ろ足を同じ側の手で掴みます
もう1パターンは反対側の手で後ろ足を掴みます。
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③続いて、足を掴んだ手を、左に引っ張るか右に引っ張るかで変化をつけます。
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④更に骨盤を左右に揺すったり、前後に動かしたり、前傾させたり後傾させたりして、伸ばす筋肉の位置を微妙に変えていきます。
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1つの姿勢でキープして静止するストレッチとは違います。
自分で感覚を研ぎ澄まし、伸び感のあるポーズを自分で探すのです。
形を決めつけず、自分で探し出した伸び感とポーズ。
そこで20~30秒静止して、初めて本物のストレッチ効果が得られます。

筋肉の流れをイメージする。
前腿の筋肉のイラストを見れば分かると思います。それぞれの筋肉で、少しずつですが付着している位置や、走っている方向や角度、表層にあるか深層にあるかなどの違いがあります。また人によって疲労しやすい筋肉、痛みの原因となっている筋肉は違うでしょう。たった5つの筋肉を伸ばすことさえ、1つの固定化されたポーズに拘っていては無理だと言うことがお分かりいただけると思います。ストレッチの時、大切なことの1つは、視覚的に、映像として、筋肉の流れをイメージすることです。そして感覚を研ぎ澄ませて、自分が伸び感の得られるポーズを探す。テストではありませんので、筋肉の名前など覚える必要はありません。「ここからここまで走っている筋肉だから、手はこっちに引っ張って、骨盤はこっちに重心を掛けた方が、良く伸びるのではないだろうか?」と試行錯誤する際にイメージできれば十分です。何も考えず、写真で紹介されている形だけを真似るストレッチでは得られない発見がたくさんあるでしょう。
日本人の大半は、こういった『独自の正解を探す』ことを苦手とします。正しいストレッチ、正しい姿勢、正しい寝相、正しい知識。正解不正解に拘り過ぎること。協調性を重んじる風土で、偏った偏差値教育がなされた弊害の1つです。そんなことに囚われて束縛された真面目すぎる思考回路もまた、身体を固くしてしまう原因の1つです。ストレッチやリリースにおいて、もし正解があるとすれば『無形』。定めない事。定まらない事。他人なんて気にせず、自分が気持ち良いポーズや箇所を自由に探す。その柔軟な思考もまた、身体をほぐすこと、と言うよりも、身体を固めないことにとって重要になります。身体の状態や所作(筋肉の固さや姿勢、動きのクセ)などには、その人の性格や心が表れます、という話をすると内容から反れてしまいますので、また機会があればいつか。

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