柔術のすすめ!健康の為に!

みなさんグレイシー柔術・ブラジリアン柔術をご存じでしょうか?
20数年前にアメリカで注目され、今や世界中で競技人口を増やし続けているブラジル発祥のスポーツです。
この柔術はとても懐が深く、スポーツとして、護身術として、健康のため、また人と人とのコミュニケーションツールとして世界中の方達が楽しんでいます。
今回はそんな柔術が担う一部である、健康な自分作りについてお話をさせて頂きます。

いよいよ高齢化社会がやって来ます。
8年後2025年には日本人の3人に1人が
高齢者になるそうです。
医療の進歩により、平均寿命は延びています。
しかし、それに伴い本当に延ばさなくてはならないなのが、
健康寿命と言われるものです。
せっかく長生きするなら、出来るだけ健康で楽しく人生を全うしたいと誰もが思うはずです。
40代の私も自分の50.60.70代を想像しそう思います。
しかし、実際に自分の同年代の方や、
20.30代の方を見ても、あまりそこまで考えている方は少ないように思います。
健康だと思えている時は、自分が衰え寝たきりになる事なんて、誰も想像出来ないのだと思います。
しかし、何もしなければ日々の中で確実に体は衰えて行きます。
それは、20代からでも、30代からでも忍び寄ってくるものです。
お腹周りが大きくなり、
体が重たく感じ、
階段で息が切れ、足がもつれ、
様々なストレスから笑顔も減って来ている、なんて思い当たる事はないでしょうか?
では、今から健康寿命の為にいったい何が出来るでしょう?
その答えの一つに、
『楽しく出来る体を動かす趣味』
をはじめる事をおすすめします。
この『楽しく』がとても大切です。
ストレスに負けない為には、体と共に心の健康を養う事も忘れてはなりません。
今は健康ブームで体を動かしている方も多いと思います。『楽しい』と感じる運動であれば問題なく続けられます。
しかし、なかなかそんな趣味を見つけられない方もいると思います。

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そんな方には、柔術という新しいジャンルを覗いてみて頂きたいです。
柔術は季節や天候に関係なく一年中楽しむ事が出来ます。
しかし、多くの方が格闘技と認識し、趣味としてはハード過ぎるという印象もある様です。
でも、実際には20代~50代の普通のサラリーマン、OLの方が、時に笑顔で、時に悩みながら、上達する事にチャレンジしています。
女性の方の中には、護身術や技の反復練習のみの参加者の方もいらっしゃいます。
50代60代から始められた方もいますし、今までの人生で運動をして来なかった方もおられます。

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柔術の練習では、殴る蹴るなどの行為が無いため、過度の衝撃を受ける事がありません。
技術は身を守る事を本質として構成されています。
また、安全を考慮しタップ(参ったの意思表示)をする事で相手からの圧力を止める事が出来ます。
技術も理論的で理解しやすく、
相手の先を読み対処し動く為、
将棋やチェスにも例えられる面白いものです。
体と共に頭も鍛えられます。

私の思う柔術は、
年齢性別に関係無く、
誰もが楽しんで取り組み、それぞれの目的に沿った柔術を手に入れる事が大切だと思っています。
楽しくて、強くなれて、
健康にもなり、護身術も身に付いき、
良き仲間に出会え、
毎日がより良くなっていく。
そして、体と心の健康が手に入り、
維持していく事が出来る。
これが柔術が担う健康作りとしての役割だと思っています。

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とは言え、どの様な事に興味があるかは人それぞれです。
柔術がベストとは思いません。
もし、何か体を動かす事に興味があればチャレンジしてみては!と思います。
年齢は関係ありません、
思い立った時が始める時です!
体が動くうちに、
そして、
これから先もより健康でいる為に、
先ずは行動してみてはいかがでしょうか。

本コラムの執筆者
和田 寛志

ストロングスピリット柔術アカデミー
代表:和田 寛志

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